確認済み飛行物体

世界は広い。

ＭＡＰを開くと、自分の存在が点にも満たないことを知る。



上記のＭＡＰで、

全体ＭＡＰの３０分の１くらい。（超丼勘定）

※そのうちドーンと載せます。





ＤＥ村を拠点にいくつかのクエストをこなし、

自身の強化に励む。



凶悪なＭＯＢがうろつくこの世界を快適に旅する為には、

それ相応の実力というものが必要なわけだ。

そもそも、



ＭＯＢってなんだ。



どうだろう、よく聞く単語だし、

その使い方などから推察して、

「まぁモンスターのことだろう」なんて、

自分勝手な思い込みで当たり前のように使っちゃったんだけど。



調べてみると、

「Ｍｏｖｉｎｇ　Ｏｂｊｅｃｔ」

略して「ＭＯＢ」

とのことでした。



そのまま訳すと、「動く物」ってことですよね。

それを上記の文に当てはめると、

「動く物がうろつく」となるわけですが、



そりゃ動かない物はうろつけねぇよ。



とか、

それくらいオッサンにもわかるからもう言わないで。



勉強になった！

って思った人は、10000アデナください。





「アデナ」ってのは、この世界の通貨。

古代のアデナ（コデナ）ってのもあります。














さて、

とあるクエストで「ダークエルフの森」に向かうことに。

ＤＥ村を飛び出し、森らしき風景を目指す。



それっぽい景色を見つけ、

「着いたー！」

なんて叫びながら目的地へ。



なんかムカつくから、

ダークエルフの森にいる「インプ」を狩ってきて。



そんなクエストだったと思うけど、



周りを見渡しても、

さっぱり「インプ」を発見できない。

てかＭＯＢ自体いない。





あれ、オカシイな、ここじゃないの？

なんて思いながら冒頭のＭＡＰを開いて見たわけです。



で、現在地をよくよく見てみると、

今居る場所は、

「霧の山脈」という所。



で、目的の場所が、



自分の場所より、

少し南下したところにある矢印の部分。
























実際はあの押しピンの部分。












※クエストを受けると、その時々の目的地に押しピンが付きます。

オッサンが言ってるのは「エルフの森」で、

目指すべきは「ダークエルフの森」だったのね。



主要な場所はＭＡＰに載っているけど、

全てが記されてるわけじゃないのか…

そういや「霧の山脈」も載ってないな。





ただこの時は勘違いスパークだったので、

必死で「エルフの森」を目指す毛男。



直線距離はたいしたことなけど、

ＭＡＰで見ればわかるように、

実は「霧の山脈」とかいわれる小高い山々が登りきれないので、

グルリと遠回りをしなくてはならない。





が、クソ面倒くさいので、

なんとか山越えを試みる。



斜面のゆるやかなところを探し、

無理やりに駆け上り、登ってきた場所を振り返る。



先程まで佇んでいた場所周辺が手に取るようにわかり、

「見下ろす」という行為にちょっとした快感を覚える。



となると、より高いとこに登りたくなるのは必然で、



お、さらに高い場所を発見！





そそくさと小山を制覇し、

グルリとカメラをまわす。



うーん、ちょっと霞んで微妙。

もうすこし見晴らしのいいとこないかしら…



さらに高い場所はないものかと、

カメラをグリグリまわしてみる。



するとＤＥ村方向に、

てかまさにＤＥ村の上にある山なんだろうけど、



まぁあれを登るのは無理だ。



ここより高くて登れそうな場所はもう無さそうなので、

ぼちぼち「エルフの森」に向かっちゃおう。



あれ、ここより高い場所がないってことは、

あとは南側に山を下るだけじゃん！





簡単に登って来たように感じられるかもしれないが、

わりとゆるやかな斜面でも、

なんかショボイ突起にひっかかったりして、

ここまで来るのにはそれなりに苦労した。



ただ、下りるだけなら、

ちょっとした突起にひっかるもクソもないので、

そうとわかれば気持ちも体も軽くなるというものだ。





風のように小山を下り、

南に向かって疾走できません。

　　



ちょっと画像を撮り忘れたんだけど、

ここから先は正規ルートじゃないと進入不可っぽい。



なにやら見えない壁が行く手を阻むのだ。

ある一定の場所までくると、

キャラがピタッっと立ち止まってしまう。



はぁ、何なのよコレ…



まぁ画像があっても見えないので、うん。



帰ろうか。



今来た道を引き返す。



先程述べたように、

下りるだけだからまぁ



シャーっと









滑り降りて









滑り降りて









滑り…









滑…









あはぁーーーーん！？





この世界で斜面を滑り降りた人ならばわかるだろうが、

いや、ウチのパソコンだけかもしれないが、

なんかラグって、


①落ちる
　
②画面がブルブル震える
　
③ヒョイーンと落ち始めの場所にワープする
　
④①に戻る

の永久運動。



動画ならば、

「見て」の一言で終わるんだけど、

静止画しかないのでよくわからないかもしれない。












トイレから戻ってきても同じ事を繰り返していたので、

ちょいとパッドをガチャガチャやってみる。

するとほんの少しだけ移動できた！



永久運動は相変わらずだが、

ぼんやりと斜面のゆるやかな場所に近づく。

やっと帰れるかな。



もう高いとこはコリゴリでござる。









画面が静止する。

ついにラグラグ地獄からの脱出に成ｋ



なのーーーーーーーー！？！？
（何で浮いてるの　の略）





前にも話したことがあるが、

各種族にはそれぞれ特徴がある。



さらに個性的な特技もある。

例えば、我らダークエルフなら、

これもどこかで話したことがあるが、

「肺活量が２倍」



その他に、

「深夜になると命中率が上がる」

なんてのもある。



そして今回のアップグレードで新しく実装された、



「宙に浮ける」






いやいやそんなの聞いたことない。







先程までは、

より高い場所を目指していたが、



高すぎるだろうが。






まぁまぁ落ち着け。



こんな時のためにＧＭが存在したり、

「/escape」なんてコマンドが存在したり、

「帰還スクロール」なんてアイテムが存在するわけだ。

※最寄の村にワープできるアイテム。



もちろん他にもこの不具合から抜け出す方法はあるかもしれない。



とりあえず、友人に相談してみる。

自分よりも少し早くこの世界に飛び込んだ友人ならば、

また何か違った解決策を持っている可能性がある。

もしかしたら、過去に同じような目にあってたり、なんてね。



「ちょっと飛んでるんだけどー？」



なんて相談を持ちかけると、しこたま笑われたけど、

「一回落ちてログインすらええよー」

と教えてもらえた。



なるほど、リスタートして再度読み込ませれば、

浮いてた座標の地面に立ってるよってな寸法ですかい。





早速ゲームを終了し、

ポチっと再起動。



ちょっと長めのロードを終え戻ってくると、



この有様。