土グルメの末裔

パっと目に付けば、止まって眺める。



ＤＥ村を拠点に、様々なクエストを消化する過程で、

この辺りの地形などを覚えていく。





冒険初期に滞在するであろう地域なので、

危険なＭＯＢも少なく、

真横にモンスターがウロウロしていても、

のんびり景色や



なんて言ってるとサックリ殺されちゃうので、

多少の警戒心は持ち歩こう☆



埋まってますぜ。











ちょっと大きめの周辺ＭＡＰ。



これで大体、全体の六分の一くらい。



で、全体ＭＡＰ。



前回「ドーンと載せます」なんて謳っちゃったので、

拡大ＭＡＰを切り取り繋ぎ合わせる、

なんて地味な作業をガンバってみた。





１時間ほど試行錯誤を繰り返し、

意外と上手に仕上がった。

「ちょっと小さいけど綺麗に出来た！」



保存し忘れ。



ムキー！



や、本当にガンバって作ったんですよ…






結局公式にＭＡＰが掲載されていたので、

もう面倒臭いので、

「全体ＭＡＰ見たいよ！ハアハア」

って人は勝手に見に行って。



全体ＭＡＰ












数あるクエストの中に、

「初心者案内人」というＮＰＣが教えてくれるものがある。



この「初心者案内人」が誘導してくれるクエストだけをこなせば、

一次転職（Ｌｖ２０）までスムーズに経験が稼げます。ってな仕組み。




最近実装されたものらしい。




で、その流れの中にある、

「黒魔術研究所」に行ってアレ倒してコレ拾ってきて。

ってな内容のクエストを受けた時のお話。






各種族にはそれぞれ初期村（故郷的なニュアンス）があり、

そして、それぞれの村周辺には、初期ダンジョンがある。



まぁ初期ダンジョンなんてのは、

オッサンが勝手に言ってるだけだけど。





冒険の手始めに、ちょっと探検気分で赴く、

難易度の低いダンジョンが種族ごとの故郷付近に存在してるので、

そんな感じで言ってみた。



ヒューマンならば「エルフの遺跡」

エルフなら「地下要塞」

で、ダークエルフなら「黒魔術研究所」

※もちろんオークにもドワーフにもカマエルにもあります。
※と思います。



そう、オッサンにとって初めてのダンジョンである。



お手軽に配られた初期装備の短剣を片手に、

ついにダンジョンデビューの時が来た！



初期装備の短剣ってか、

服も靴も初期装備なんだけど。



初期装備といっても、その装甲は、



全裸に近い。



着てないのと一緒。

「こんなんでいけるんかしら…」



まぁ行くけど。






ここまでそれなりにお金を稼いできたけど、

この先、

何にどれくらいの出費が必要になるのかサッパリわからない。






とりあえず、

「今は困ってない」

ということで、装備強化を先送りにしてきた。



ちょっとショッパイ装備なら、

買おうと思えば買える。



ただ、その効果の程がわからない。



ここで行き詰れば少し買い揃えるかな…






そんな事を考えながら、黒魔術研究所へ向かう。



拠点から南西方向に位置する黒魔術研究所。

黒魔術研究所って打つのメンドイ。




各村に存在するＧＫから、

その村周辺の主要な場所にワープできる。

ってのは以前お伝えした通り。



んが、ＤＥ村のジャスミンさん（ＧＫ）はちょっと融通がきかないので、

直接黒魔術研究所には飛べないっぽい。

黒魔術研究所って打つのもうメンドイ。



ただ、黒魔術研究所から少し東にある、

「沼地帯」ってとこにはワープできるみたいなので、

そこまで飛んで走ることに。

ほんと黒魔術研究所って打つのメンドイ。



んで、今確認したら、



黒魔法研究所だった。



もう打ち直さねぇ。









雑魚っぽいアクティブＭＯＢと戯れながら、

割と難なく目的地に到着。



角ばった施設っぽい、建物的なダンジョンを予想してたんだけど、



どうやら地下施設。（屋根無し）

※かぶせる感じの屋根ありました。



地面をくりぬいて作ったらしき黒魔法研究所。

昔ここでダークエルフ達はこっそり黒魔法の研究してましたよ。

そんな場所。








数日前、ダークエルフとして生を受け、

降り立った施設「シーレンの神殿」



そして、今現在の拠点、

我らが故郷、ＤＥ村。



これまで訪れたダークエルフの施設は、

なんか全部、地下ばかり。



掘るのが好きなんか。



モグラか？



なんて思ったけど、

そういや、

泳ぎ方が「～」←こんなん

だったし、



やっぱミミズじゃね？



とういことで今日の会議の結論は、

「ダークエルフの先祖はミミズ」

で議決しました。



なんの会議？









とりあえず、ダンジョンを見下ろす。



ちょっと深く掘りすぎじゃないかしら…



で、どうやって突入するのかよくわからず、

またもや友人に救援信号を送る。



聞くところによると、

沼地帯から真っ直ぐここに向かえば自然と入り口が見えるらしい。



「そんなもんあったっけ…」



すっごい高いとこから見てるんだけど、

こっから落ちて入っても大丈夫？

とか聞きながら、

まぁ以前急な山道を滑り落ちたりしてるので、

そこは心配していなかったり。



「それは大丈夫だけど、骸骨とかアクティブだから気をつけりー」



なんて言われ、



よく見るとそれっぽいのがワラワラいる。



ＭＯＢの強さもよくわからないし、

一応クエストに見合ったＬｖには到達してるから、

１対１ならなんとかなるかもだけど、

囲まれちゃったらおそらく太刀打ちできない。



まぁでもここまで来ちゃったから、

落下予測地点からＭＯＢが離れたら飛び降りちゃおう。



で、それらしきポイントを覗くと、

ガラガラに空いているではありませんか。



よし。











エイ☆











ヒューン！











スタッ！











ガチャガチャガチャ（足音）











バキ！ドカ！



でまぁこうなるわけだ。



着地した瞬間に５体くらいに囲まれ、

反撃する間もなく昇天。



「ちょっと反応良すぎるだろ！」










にしても、まさか反撃の暇もないくらいあっさり殺されるとは。

さすがに自分の装甲に不安を覚える（遅い）



友人に経緯を打ち明けたところ、

今持ってる所持金なんてオシッコ漏れるほど微々たるもので、

この先のクエストで１０倍は貰えちゃうらしい。



とりあえず今揃えれる最強の装備で行けばなんとかなるよ。



と言われ、

「なんとかなる」って部分にちょっとひっかかりながら、

ほんのりパワーアップを施す。

例えるならキュウリに粗塩すり込んだくらい。



わかり難いことこの上ない。







で、

「スキルちゃんと覚えてる？」

とか聞かれ、

「馬鹿にするな！スキルって何ですか？」





「すいませんでした、教えてください」




このお姉さんがスキルを習得させてくれるらしい。





・攻撃力が上がる

・防御力が上がる

・通常よりＤＭＧの大きい技が使える



など、この世界は便利なスキルで一杯！

※他にも色々あります。



ズルい！



こんなモンがありゃ、

そらオッサンだってアッサリ黒魔法研究所なんて攻略できちゃう。







２回戦といきますか。

自分でもビックリするくらい（スキルによって）強化された、

オッサンの勇姿をとくと見よ！










詳しく道順を聞きながら、

今度は正面からの突入。（画像撮り忘れ）



慎重に一体ずつ相手しながら、

ゆっくりと奥へ。



骸骨の反応の良さは先程証明された。






だから、



だからまぁこうなる。



７体くらいに追いかけられた。

「こんなん無理じゃー！」

辛うじて逃げ切れたけども…





そいや、先程に比べ多少耐久力が上がった。

にしても、

５体くらいに囲まれて一瞬で殺されちゃったのに、

それ以上の敵に追いかけられても、

なんとか逃げ切れた。



微々たるパワーアップでも、

これほどまでに効果があるものなのか…





さっきは囲まれてどれ程のＤＭＧを食らっていたのか。

たいしてログも流れてなかったので、確認してみよう。














驚愕の新事実。

落ちると痛い。



「大丈夫ちゃうやーーーーん！？」





落ちた瞬間はラグで生きてて、

敵が寄ってきて叩かれてるように見えたけど、

実はその時には死んでたらしい。



そりゃぁ反撃なんて出来るわけない。



てか１４０６５ＤＭＧて…



この時のオッサンのＨＰが、



なので、

あの高さから落ちると、

軽く３６回死ねる。



騙された…